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バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海

バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海
ナムコ
NINTENDO GAMECUBE
発売日:2003-12-05
7,140円
バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海のレビュー
★★★★★ 今世紀最初の傑作! 2004-01-09
RPG歴十五余年の私ですが、初発作品としてここ十年でこれだけの傑作は、スクウェア作品の『クロノ・トリガー』以来だと思います。
どの点でこの作品が傑作となるのか。それは、物語の充実度です。

この十年、ファンタジーRPGというとFFシリーズやティルズ、ポケモンなどが主流ですが、いずれも謎解きが単純すぎるか伏線が解かれず終いか、あるいは話に矛盾が生じるかという上っ面だけの複雑な物語展開に終始していました。
しかし、このバテンカイトスの展開の見事な事!

プレイヤーを悩まして疑心暗鬼に陥らせ、その推理を見事に裏切る豊かなストーリー展開、長いわりに飽くることのないスピード感、最初は慣れにくいが一度慣れると快適な、新感覚戦闘システムが大変魅力的。
これはプレイ後に知った事ですが、製作には『クロノ』シリーズの加藤氏が携わっておられたそうです。

CMを見た瞬間に電撃が走ってGCごと買いましたが、これがRPGの総本山であるPS2のソフトだったらもっと売れていたこと間違いナシです。
音楽も美しく、まさに今世紀最初の傑作といえるでしょう。
GCごと買っても絶対損はしない作品です。私は満点を出したい気分。もうすごいオススメです!是非プレイしてみてください!

『君と初めて出会うRPG』!この売り文句は伊達じゃない!


★★★★☆ リアルタイムカードバトル…かな? 2003-12-24
ジャンルはRPGですが、アイテム,装備品,攻撃,防御はカードを通して行われるため、その性質はリアルタイムカードバトルゲーム(造語ですが)といった感じを受けました。従来のRPGからアイテム使用と戦闘シーンをカードに置き換えたものと考えてもらえれば一番近いと思います。

ちなみに戦闘シーンですが、リアルタイムと書いた通りカードの使用に制限時間が課せられています。時間内に最初のカードを選択しないと、ターンが回ってしまいノープレーとなります。この制限時間をI.Tと呼ぶらしいですが、参考までに今現在私はClass5で10秒です。慣れないとかなり慌てます(笑)

これを書いている時点ではまだクリアしていないので、ストーリーに関しては評価を控えさせていただきますが…キャラクターについては大分個性が強い者が多いですね。もちろん主人公もかなり個性的ですが、プレイヤーは主人公憑きの精霊という設定なので、違和感は全くありませんでした。プレイヤーは精霊として主人公に憑き、そして主人公を取り巻く人間関係を見守りながら必要なところで意見を出していくといった感じです。
CGも独特な雰囲気を持っていて、人によって好き嫌いはあると思います。実を言うと私もあまり好きな部類には入りませんが、嫌味はないしそのCG自体もかなり綺麗なので、慣れればこの物語観と共に引き込まれてゆくことと思います。

また、肝心のオープニングムービーですが、こちらも人によって好き嫌いはあると思いますが、私は気に入りました。

全体的な流れは、静と動の組み合わせで観客を引き込んでゆく、ディズニー映画的なもので、表情や身振り手振りもそれを感じさせます。画像は鮮明で、同じナムコ製のテイルズ・オブ・シンフォニアに比べてリアリティを追求した感じですね。(こういうのをリアルグラフィクスと呼ぶのかな…つまり某大作RPG・Fみたいな)

全体的に見てかなり完成されたRPGでしょう。しかし、戦闘システムにはちょっと改善の余地があるなと私は考えていますので、そこをマイナスポイントとして引かせてもらっています。GCを持っていない人は、もし絵を見て惹かれたのなら本体ごと買っても良いと思うし、GCを持っている人ならば無論買って損はしない出来だと思います。某大作RPGの新作に裏切られた人でもオススメできますよ〜
ところでこのパッケージ…通常の2倍サイズですが、これは通常サイズのパッケージが2つ入っているためです。そのそれぞれにディスクが1枚ずつ入っているわけですね。ちょっと変則的です(笑)


★★★★★ すばらしい物語 2004-09-05
正直あまり期待はしてなかったのですが
シナリオが最初から最後まですばらしかった。
上手く張られた伏線。
次にどうなるのかこの展開はどうなるの!?といった期待感。
久しぶりにプレイしていて先が気になるRPGに出会いました。

仲間との絆。
その仲間達一人一人に泣かせるエピソードがあり
プレイしていて何度泣いたかわかりません。

主人公の葛藤やヒロインの健気さ。
ヒロイックファンタジーの大事なポイントを全て押さえてます。

これは名作です。間違いないです。


★★★★★ 骨までしゃぶり尽くそう 2004-01-25
ストーリー◎、音楽◎、キャラデザインで損をしているかな…?ゲームキューブをお持ちの方で、未プレイなら、損してますよ〜☆カードでの戦闘ですが、序盤は攻撃のカードを適当に出してるだけでも勝つ。ゲームに慣れてきた頃、コンボなどを組むと早く戦闘が終わることに気づく、といったカンジで戦闘のバランスがとてもよいのです。カード一枚一枚につけられている補足説明が…にやりと笑えるのが多いです。それから、プレイヤーは主人公に憑いている精霊という立場なのですが。(ちなみに性別は選べます)時々、主人公が画面のほうを向き直って。「○○(←プレイヤー名)どう思う?」などとこちらに向かって呼びかけてくれるので。一緒に旅をしているカンジが、楽しさ倍増です。とにかく長く楽しめる仕掛けが随所に施してあります。プレイヤーを飽きさせないように、との気遣いを感じで好印象♪私は80時間ほどで、とりあえずクリアしました。ですが、まだカードコンプリートはしていません。ナムコ公式の攻略本も出ましたので、これを参考にまた楽しむつもりです。長く楽しめるRPGをお探しの方には、強くオススメさせていただきますv

★★★★★ 補足事項 2004-05-15
この作品が名作であるということは各所で語られており、その用例は枚挙にいとまがありません。
なので、ここではあまり語られたことのないことをすこし書いて起きたいと思います。

生の演出の数々

この作品には、人肌のぬくもりのようなものが含まれているといえるとおもいます。
理由は、「人間の直接作業」が随所に盛り込まれているからです。

・せりふ
これはどうがんばっても、既存の技術ではあそこまでのクォーリティーの音声を機械にしゃべらすことはできません。またもしできたとしても、人間どくとくの「声の表情」や、「微妙な間合い」などを機械が表現することはとてもむずかしいこととなるでしょう。

ところが、そのむずかしさは実際にプロの声優さんが演技をされることによって解決されています。これは、この物語をプレイしていて感動できる要因の一つではないかと個人的には考えています。

・BGMの生演奏

フィールドでながれる美麗なハープシコード。森や渓谷でながれるこころをあらわれるようなストリングス。ボス戦でながれるボーカル曲・・・。

このゲームで使用されているBGMのほとんどは生演奏です。
しかも、相当の玄人の方が演奏されております。
この作品は、音楽だけを耳を澄ましてきいてみるという楽しみ方もできるほどに、完成されたBGMを保有しております。

これらの要素も加味し、5をつけさせていただきました。

この作品のほかのすばらしいところは他のライターさんのレビューを見ていただければとおもいます。


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