★★★★★ シューティングとパズルの見事な融合。演出も超一級品。 2003-01-16 こんなに2Dシューティングにはまるのはいつぶりだろうか?自機と敵機、そして敵と自機の放つ弾にそれぞれ「白」と「黒」の属性があり、自機と同じ属性の「敵弾」なら、当たっても良いし、かつ「力の解放」パワーゲージが貯まり、これにより「力の解放」(ホーミングレーザー)という強力な攻撃をすることが可能。この属性を利用し、「自機の退路を確保するため、あらかじめ率先して(同属性の)敵弾に当たっておかなければならない」という、なんというかシューティングゲーム一般の「避ける」事とは全く逆の発想が新しいし(古い例えで悪いけど、「ゼビウス」で「パックマン」をやってる感じ。「ゼビウス」のあの要塞から放出される弾幕を「パックマン」のようにあえて拾いまくる感覚。もちろん敵や他の弾は避けながら)、何よりそれについて様々な計算をしつつ(瞬時の自機の切り替え判断など)、自機を操作する過程も新しく、なおかつ楽しい。 自機と敵機が違う属性なら、与える攻撃力が倍、さらに「同じ属性の敵」を3機続けて撃破すると、コンボが発動し、以下同様のコンボを「白黒白黒・・・」と交互に続けると、「チェーンコンボ」としてボーナス点が倍になるパズルゲーム的要素もあり、さらに考えさせられながらプレイする羽目に。でも、これも楽しい。 世界観もさすがは(あのN64「罪と罰」を開発した)トレジャーだけあって、和風な設定、全て鳥の名前のボスなど凝りに凝りまくっているし、その緻密な設定による演出(ゲームは2Dだけど、背景などの演出は3Dです)も、敵機はもちろんステージ背景も含めて必見。思わずプレイを忘れて背景だけ見たくなることも(そのかわり即死だが)。 GC版の特典としては、親切なチュートリアルと一度クリアしたステージに関しては、参考などのため、色々な目的のためのデモプレイムービーが用意されていること。中には、はっきり言ってこんなプレイできるか!というような神プレイも含まれているが(笑)、ネットランキング上位の人は普通にやるんだろうなぁ、などと思い、挑戦意欲がさらに増す。 欠点は、アーケードの忠実な移植を意識しすぎたためか、テレビ画面では文字が小さすぎて、非常に読みにくいこと。これくらいはテレビゲーム向けのアレンジをしても良かったんじゃないかなあ。 難度はEASYでもかなりの歯ごたえだから、シューティングが苦手な人には薦められないが、シューティングの腕に覚えがある人は絶対にプレイしないと、後で後悔しますよ。 |