★★★★★ 色あせぬ面白さ 2005-04-28 王からもらったのは一振りの剣とわずかなお金。 一人での旅立ちは不安もあるが、遥かな冒険の旅に胸は躍る。 しかし初めて遭遇したスライム×3にあっと言う間にやられてしまった。 これが私のドラクエ2の始まりだった。敵は理不尽なまでに強い。 満タンのMPが一回の「ふしぎなおどり」で空っぽになった、ドラゴンフライの炎×5で全滅、 マンドリルの痛恨の一撃で即死、ヒババンゴのラリホーで眠らされ 宿屋に泊まったばかりのパーティーが全滅など、このゲームの悲惨話は プレーヤーの数だけ存在するだろう。 ダンジョンも謎解きも激烈に難しい。 ルビスの神殿はどこ?邪神の像はどうやって使うの?バコタはどこへ? など、ノーヒントで何とかしなければならない。 ラストステージへ通じる「ロンダルキアへの洞窟」は、RPG史上屈指の難しさだ。 無限回廊や落とし穴だらけ、手書きのマップも意味不明になった。 難しい。しかし破綻してはいない。難しい中にも、絶妙なバランスが保たれている。 強力な敵が徘徊する見通しの悪いダンジョンで、一歩暗闇に足を踏み出すあの緊張感。 新たな武器を手にした、レベルが上がった、やっとアイテムを発見した、あの感動。 遥かなる旅路を感じさせるフィールド、開放感ある船、 おどろおどろしい洞窟、謎に満ちた塔の音楽など、どれも本当に美しい。 古いゲームだ。でも本当に面白いゲームだ。その楽しさは、今も色あせない。 |