★★★★★ ロールプレイングの新しいあり方 2004-03-29 確かに今このゲームのグラフィックを見ればそのしょぼさにショックを受けるかもしれないが、一方では私のようにノスタルジックな気持ちにさせてくれる稀有なソフトでもある。そもそも今のリアルな時代であってもクソゲーは存在するわけで、何もリアルさが評価の全てでもないのである。もしこのソフトを現在やる機会があれば、今までのRPGのありかたを変えた(コマンド入力での独特の戦闘画面・斬新なフィールド画面等)スタイルそしてシナリオ等に魅了されてしまうのではないだろうか?今でさえ。。思えば、シナリオ:堀井雄二・キャラクターデザイン:鳥山明・音楽:すぎやまこういち。と一級のクリエイターが集結、しかも個々が分業して担当とする今までにないスタイルでいて当時の意気込みも感じた。当時模型屋さんで初めてそのシーンを見た時のカルチャーショックみたいなのを今でも覚えている。今までに全く感じたことの無いゲーム感覚。この新鮮な感覚は良かれ悪かれこの時が最初で最後であった。 やはり「一流・分業制」はあらゆる意味で正解だったのではないだろうか?姫の救出・悪者退治という在り来たりではあるが、その道中にちりばめられた数々のエッセンスがあったし、黎明期のゲーム界にあって欧州テイストの古き物語性を取り入れた斬新なシナリオ・パッケージのイラストといい敵のデザインといい大人から子供まで惹きつけるキャラクターデザイン・オーケストラでも成せる壮大な音楽。全てが新鮮であり素晴らしかった。しかし、本当の素晴らしさを知るのは?からだ。 |